ルールを増やすほど、忙しくなる現実
- 廊下は静かに
- チャイム前着席
- 話を聞く姿勢
- ノートはこの書き方
- 係の仕事はこうする
- 忘れ物はこう対応する
気づけば、子どもも覚えきれない数のルールが並んでいませんか?
もちろん、学級開き〜1ヶ月ほどの学級が軌道に乗るまでは大切です。
ですが、軌道に乗ってからもこれを続けてルールで縛り続けていると、、、
学級を安定させるどころか、真逆の結果を生みます。
最初は締まりのあるいいクラスだったのに、後半うまくいかなくなり、
気がついたら怒ってばかり。
その原因の8割がこれです。
ルールが多い学級で起こること
- 守れない子が必ず出る
- 注意・指導が増える
- 「さっきも言ったよね?」が口ぐせになる
- 先生の疲労が溜まる
つまり、
ルールが多い = 指導コストが爆増
している状態です。
守れる子達が8割いる学級なのであれば、十分です。学級が大きく崩れることはありません。
守れていない2割の子には、個別に配慮すればいいのです。
1時間早く帰るための学級経営その2
意識するルールは3つだけ
1時間早く帰れている先生ほど、実は意識的に指導するルールがとても少ないです。
目安は――
行動指針を3つだけ。
これ以上増やさない。3つに絞る理由はこの後話します。
おすすめの「3つのルール」
学級のルールは、
行動を縛るためではなく
迷わせないためにあります。
そのため、軸はこの3つがおすすめです。
① あいさつ
- 出会ったらあいさつ
- 始まりと終わりを大切にする
→ 人間関係トラブルの予防になる
② 時間
- チャイムを基準に動く
- 待たせない・待たない
→ 授業が止まらない
③ 言葉づかい
- 人を傷つける言葉は使わない
- 困ったら言葉で伝える
→ けんか・トラブルの芽を摘める
子どもが迷わなくなると、注意が減る
ルールを3つに絞ると、子どもに起こる変化はとてもシンプルです。
- 「どうすればいいか」が分かる
- 判断を先生に委ねなくなる
- 自分たちで修正できる
結果、
先生が介入する場面が激減
します。
ルールを伝える時に意識すること
ルールを守らせるときに、
「ルールを守りなさい」だけでは通用しません。
大切なのは、価値を付け加えること
- なぜそのルールがあるのか
- そのルールを守るとどんないいことがあるのか
- そのルールを破るとどんな悪いことがあるのか
ルールが必要であることを先生も子ども達も理解した上で生活すること
これで8割の子ども達を動かすことができます。
注意が減ると、放課後が変わる
注意が減ることで、得られるメリットは以下の通りです。
- 授業中の消耗が減る
- 感情的に疲れない
- 放課後に引きずらない
その結果、
- 放課後の反省会が減る
- 「明日の準備、どうしよう…」がなくなる
- 教材研究が必要最低限で済む
これが、1時間早く帰れる学級の構造です。
「3つが身についたら、次へ」
大事なのは、
最初から完璧を目指さないこと。
- まずは3つ
- 定着したら、必要に応じて追加
この順番を守るだけで、学級は驚くほど安定します。
まとめ|第2回のポイント
- ルールが多いほど、指導コストは増える
- 行動指針は3つで十分
- 迷わない学級は、注意が減る
- 注意が減ると、放課後が空く
次回は、
週1回・5分だけの「ミニ学級会」
この5分が、2時間の保護者対応を防ぐ理由
について書きます。



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