第5回 シゴデキ先生のスタンス講座「楽する人ほど続く」

教員としてのスタンス

楽する人ほど続く

――続かない原因は、怠け心ではない

第4回では、

「時間は意思決定で決まる」 という話をしました。

忙しさの正体は、仕事量ではなく、

その場その場で“決め続けていること”。

判断基準を先に決めるだけで、

時間も気力も戻ってくる、という話でした。

今回は、その先です。

テーマは、

「楽する人ほど続く」

この言葉、少しドキッとするかもしれません。


「楽をする=悪」という思い込み

学校現場には、

こんな空気が残っています。

  • 楽をしてはいけない
  • 忙しい方が真面目
  • 大変な方が頑張っている

その中で、

「楽をしよう」と言うと、

どこか後ろめたさを感じる先生も多いはずです。

でも、ここではっきりさせておきます。

続いている人は、例外なく“楽をしている”

という事実です。


続かない人は「気合」でやろうとする

うまくいかなくなる典型パターンがあります。

  • よし、今度こそ頑張ろう
  • 今学期は本気でやる
  • 忙しくても踏ん張る

このスタート、悪くありません。

でも、前提が間違っています。

それは、

「自分の気合は長持ちする」

という前提です。

気合は、

疲れたら落ちる

忙しくなったら消える

トラブルが起きたら吹き飛ぶ

だから、

気合前提のやり方は、必ず崩れます。


シゴデキ先生は「しんどい形」を選ばない

シゴデキ先生が大事にしている基準があります。

それは、

「これ、しんどくないか?」

  • 毎日続けられるか
  • 体調が悪い日でもできるか
  • 忙しい週でも崩れないか

ここをクリアしないやり方は、

最初から採用しません。

「正しいか」より先に、

「楽かどうか」 を見る。

これが、続く人の思考です。


楽する=手を抜く、ではない

ここも大事なところです。

「楽する」と聞くと、

  • 適当にやる
  • 責任を放棄する
  • 質を下げる

こう想像されがちですが、違います。

楽するとは、

  • 力を使う場所を絞る
  • 毎回やらなくていい形にする
  • 頑張らなくても回る設計にする

ということ。

つまり、

楽をするために、先に考えている

という状態です。


楽な形ほど、再現性が高い

楽なやり方には、もう一つメリットがあります。

それは、

再現性が高い こと。

  • 自分が疲れていてもできる
  • 誰がやっても同じ形になる
  • 学年が変わっても使える

逆に、

頑張らないとできないやり方は、

自分専用で終わります。

学級経営も、働き方も、続くものほど「楽」です。

再現性があることで、他の先生たちにもそのやり方を享受できる。

これこそシゴデキ先生の真髄です。


楽を選べる人が、結果を出す

結果を出している先生をよく見ると、

  • 静かに
  • 淡々と
  • 無理なく

仕事をしています。

派手さはありません。

でも、崩れません。

楽を選ぶ人は、

長く立ち続けられる。

それが結果として、

一番大きな成果につながります


「楽かどうか」を判断基準に入れる

最後に、今日から使える視点を一つ。

何か新しいことを始める前に、

こう自分に聞いてみてください。

「これ、楽かな?」

もし

「しんどそう」

「続かなさそう」

と思ったら、設計を変える。

それは甘えではありません。

続けるための戦略 です。

次回は、

第6回「一人で抱えない」。

なぜシゴデキ先生ほど、

「任せる」「頼る」ことができるのか。

どこまで手放していいのか。

そこを、具体的に書いていきます。

(第6回へ続く)

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